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 石崎無線中継所 (通称:津軽の塔) 青森県東津軽郡外ヶ浜町字平舘弥蔵釜



周囲を圧倒する壮大さ、
通信設備が持つ構造美の極み、
役割を終え孤独に立ち尽くす寂寥感、
存在の全てが素晴らしい傑作電電遺産。






遠近感が狂うほどのスケールに、圧倒されます。








通称:「津軽の塔」「津軽コンクリートタワー」。
日本一巨大なコンクリート無線中継所跡 (高さ89m・幅21m)。

1978年:北海道と本州を結ぶ通信拠点として完成。
2001年:同区間の通信手段の光ファイバー化により運用停止。
塩害と周辺景観に考慮し、コンクリート製とされたそうです。
現在、アンテナは撤去され塔部分だけが残されています。







コンクリートの無骨な質感、エッジの効いた直線的なデザイン。
立ち尽くす程のカッコよさは、管理人が出会った局の中でも最高の一つ。
願わくば、アンテナが設置されていた頃に訪問したかったです。






離れてみると、この地に建つ理由がよく分かりました。
















一対一で対峙すると、恐怖さえ感じる巨大さ。






長年の風雪に耐えた姿には、神々しさを感じました。







どっしりと、津軽半島に根を下ろしています。















見えていながら、なかなかたどり着けない、まどろっこしさとワクワク感。
巨大通信設巡りの醍醐味です。







超短波多重通信回線開通の地
 この地は、昭和12年、無線方式が市外電話回線に使えるものとは世界のどの国でも考えていなかった頃に、北海道当別との間で3回線の多重通信方式の実験に成功し、引続き昭和15年には超短波による6回線方式を世界にさきがけて実用化したゆかりの地です。その技術は、1波で3600回線もの電話を同時に送ることができる今日のマイクロ波通信技術の基礎となっております。
昭和53年9月 新無線塔の完成を記念して 日本電信電話公社
(中継所前記念碑より)






電電公社マークのプレートがそのまま残されていました。






案内板は、すでに朽ち果てています。





       
コンクリートの美しさを実感。
参考:仏向無線中継所




       






      
断崖からひょっこり出ていた排気口が、いいアクセントです。





      
上空には鳥(鉄塔付近はたぶん巣だらけ・・)、
地上ではトンボが乱舞していました。




撮影:H22.08 / 更新H22.08.21

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