
NTT-WEマリン長崎事業所内にある
日本でただ一つの海底ケーブルの史料館
|

明治時代から受継がれた様々な史料が展示されています。

引き揚げられた海底ケーブル。
暗い海の底で、孤独に役割を果たした姿に感激。
どれほどの言葉や情報をつないでくれたのでしょうか。

様々な種類の歴代海底ケーブル。
100年にわたる技術の進歩を実感できました。

海底線敷設工法の説明パネル。

敷設船の模型、舵輪、乗組員の制服。
魅力のつきない展示物がズラリ!

第一級の貴重な文献。
昭和6年~7年 上海事変工事記録
昭和11年 那覇・ヤップ間修理工事報告etc.

海底ケーブル移動装置(英国製)。
明治29年から昭和42年まで使用された近代化の証人。

朱塗戸棚、明治時代の椅子、号鐘など。
時代を超えた素晴らしい近代遺産も多数!

明治29年築の煉瓦造りの建屋は、それ自体が貴重な遺産。

電源舎(機関室)
この建物は明治二十九年七月陸軍省臨時台湾電信灯標建設部長崎貯線槽新設の際、海底ケーブル移動装置の電源舎として建設されたものであります。
右側の部屋は機械室とせいて、また左側の部屋はボイラー室として使用され、いづれも海底線貯線槽の電源舎として昭和四十二年まで七十年間活躍したものであります。
明治時代の現存している貴重な建造物といわれています。
昭和五十一年四月 |


平成20年、近代化産業遺産に認定されたそうです。
貴重な史料を後世に残されるNTT-WEマリン社に敬意を表します。

NTT-WEマリン長崎事業所
明治時代より様々な沿革を経て、この地で海底線業務を続けています。
史料館はこの事業所内にあり、訪問には事前予約が必要です。

海底ケーブル敷設線のぞみ。NTTマークがカッコイイ!

|
|